【ファクタリング】手数料が安い業者は?安くする方法も合わせて解説

売掛債権を現金化する事で、融資よりも比較的スピーディな資金調達を実現するファクタリング。しかし、実際にファクタリングを利用する際は手数料が必要となり、その金額も決して安いものではありません。いかにして手数料を抑えるかは、これからファクタリングの利用を検討している方が気になっているポイントの一つではないでしょうか。ここでは、手数料が安い業者の選び方、最終的な費用を抑える方法などを解説しています。

ファクタリング利用前に知っておくべき3つの情報

2018年現在、ファクタリングに関する情報は様々なメディアで目にする事が出来ます。ファクタリングの特徴や、他の資金調達手段に比べてのメリットやデメリットは情報サイトなどでも多く取り扱われていますので、ここではそれ以外のごく基本的なものにポイントを当てています。手数料の安い業者の選び方をご紹介する前に、まずはファクタリングについての知識を深めていきましょう。

① ファクタリングを取り扱う金融機関や業者は多い

ファクタリングを取り扱う金融機関や事業者の数は取引高のデータとともに公表されておらず、正確な数が分かりません。他国の調査機関や団体が調査した世界的なファクタリングのシェア率などのデータはありますが、「正確な統計」という意味ではあまり意味をなさないでしょう。しかし、経済産業省中小企業庁が売掛債権の利用促進を主導している事、手形取引が年々減少している事などからファクタリングの需要自体は高いと思われます。現に、ファクタリングを取り扱う事業者は大手の金融機関から事業者まで幅広く存在しているのです。国内では売掛債権を利用する資金調達に消極的な企業が多いため普及が遅れているとも言えるファクタリングですが、利用する企業が増えるにしたがって今後はより一般的となっていくかもしれません。

「経済産業省中小企業庁 売掛債権の利用促進について」 http://www.chusho.meti.go.jp/kinyu/urikake_panhu2.htm
「東京商工リサーチ 手形・でんさい動向調査」 http://www.tsr-net.co.jp/news/analysis/20170222_01.html

② 相場を大まかに把握しておく事が必要不可欠

ファクタリングの利用を検討し数社の比較をした事がある方なら既にご存じかもしれませんが、ファクタリングの相場を正確に明示している金融機関や事業者は多くはありません。しかし、これは「○○万円なら○%」といように明示されていないという事で、実際には「2社間なら10%~30%」「3社間なら1%~10%」というように大まかな手数料は分かるようになっています。この決められた範囲以外では企業の年商や売掛債権の信用力などが加味されるため、実際の手数料は申し込んでみないと分からないというのが正直な所です。申し込みをするまで分からないという点は融資と同じとも言えますが、相場を大まかに把握しておく事で最終的な資金調達の額も計算する事が出来るはずです。

③ 何故手数料が明示されていない?

ファクタリングの手数料が明示されていないのは、同業者同士での価格競争を抑えるのが主な目的です。2018年現在では手数料○○%~という非常に低い数字を打ち出している事業者も多くありますが、当然「申し込んでみたら明示されていた手数料とは違った」という事は十分あり得る話でしょう。明確な手数料が分からないためファクタリング事業者選びはどうしても時間がかかってしまいますが、上記でご説明したその他のポイントも参照してじっくり検討する事が必要なのです。

ファクタリング手数料の内訳や掛目とは?

ファクタリングの基本的なポイントや手数料については概ね理解して頂けたかと思います。続いて、ファクタリングの手数料の内訳について見ていきましょう。

・主要な内訳項目はこの4つ!

ファクタリングの手数料の内訳は、大きく分けて「ファクタリング会社の取り分」「登記費用」「紹介料」「印紙代」の4つとなります。司法書士などに登記を依頼した際に発生するのが登記費用であり、印紙代もその際に支払う費用となります。基本的にはファクタリング会社の取り分より他の3つの費用の合計の方が高くなります。例えば100万円の売掛債権でファクタリングを利用し、手数料が20%であったとしましょう。この場合、手数料の総額は20万円ですがファクタリング事業者の取り分は6万円~9万円ほどとなります。ファクタリングの利用を検討する前には、手数料の内ほとんどが固定費で占められていると理解しておきましょう。

・掛目は融資額に対する割合

掛目とは融資額に対する割合の事であり、主に金融機関の担保評価で利用されています。この掛目はファクタリングの手数料を決める際にも用いられており、最終的な売掛債権の代金を計算するなら知っておいて損はないものです。ファクタリングで利用される掛目は先にご説明した手数料とは別のものであるという点に注意しなければなりません。

売掛債権100万円×掛目80%=80万円
売掛債権100万円×手数料10%=10万円
売掛債権100万円―(掛目計算分20万円+手数料10万円)=70万円

例えば売掛債権100万円/掛目80%/手数料10%だったとすると、上記が早期に受け取れる金額となります。掛目となっていた残りの20万円が全額返還されるかどうかはファクタリング事業者や契約内容によって異なります。

おすすめのファクタリング取扱い業者は?

ここまでご覧になったなら、実際にファクタリングの手数料が安い業者を知りたいと思っている方も多いかもしれません。しかし、前述したようにファクタリングの手数料は実際に申し込みを行ってみるまで分からない事が多く、詳細な予測を立てるのは非常に困難です。しかし、実際に取り扱っている金融機関や事業者を知っておく事もまたファクタリングの知識を深めるためには有効です。という事で、ここからは比較的手数料が安く知名度も高いファクタリング事業者を少しご紹介しましょう。

・株式会社三共サービス

株式会社三共サービスは2001年に設立された企業であり、東京都文京区に本社を構えています。企業のコンサルティングなども手掛けており、ファクタリング会社としては比較的長い実績を持っているのが特徴です。手数料も業界内では低く設定しており、2社間取引で5%・3社間取引で1.5%が下限となっています。最低取引額も50万円と低額に設定されている事から、比較的利用しやすいファクタリング事業者と言えるのではないでしょうか。

株式会社三共サービス http://sankyo-fs.jp/

・ビジネクスト株式会社

法人向けの融資商品を多く取り扱っており、用途に合わせて自由に選べる種類の豊富さが自慢のビジネクスト株式会社。近年になってファクタリングも取り扱うようになり、企業や個人事業主から更に注目を集めているのは間違いありません。前払いの限度額が1億円と高額である事、買い取り手数料率の低さなど多くのメリットを併せ持っているのもポイントです。サイト内に簡易診断や売掛先一覧フォーマットも準備されていますので、気になったら一度チェックしてみるのが良いでしょう。

ビジネクスト株式会社/ファクタリング http://www.businext.co.jp/products/factoring/

・みずほファクター(みずほグループ)

みずほファクターは業界最大手のメガバンク、みずほ銀行で有名なみずほグループが運営するファクタリング事業者です。一般的なファクタリングではなく、こちらは債権回収や国際ファクタリングが主な商品となっています。大手銀行グループに属していますので手数料は比較的高めとなりますが、信頼と実績で選ぶなら間違いは無いと言えるでしょう。

みずほファクター http://www.mizuho-factor.co.jp/

【まとめ】ポイントを抑えてファクタリングの手数料を安くしよう

いかがだったでしょうか。国内のファクタリング業者は以外と多いため、実際に利用を検討する際に迷ってしまうような事もあるでしょう。本文中でも述べていますが、ファクタリングを利用する際は単純に手数料が安い業者を選ぶだけでなく、費用のトータルと最終的な資金調達額を予測する事も重要です。今回の記事を参考に、積極的にファクタリングの利用を検討してみてはいかがでしょうか。

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